サッカー

Jリーグの名門チーム柏レイソル

柏レイソルがJリーグに加盟したのは1995年ですが、前身である日立製作所本社サッカー部ができたのは1940年と大変歴史が古く、名門チームとしても有名です。

Jリーグ加盟前の日立製作所サッカー部時代は日本サッカーリーグのオリジナルチーム8チームの中の1つで、天皇杯やリーグ優勝もしていました。ただ、加盟後はなかなか優勝から程遠かったものの、1999年にナビスコカップで初優勝し、2000年には年間勝ち点1位という記録を残します。

当時2シーズン制で、シーズンで優勝したチーム同士でチャンピオンシップを戦うことになっており、年間勝ち点1位チームがチャンピオンシップすら出られないのは史上初、そして唯一の記録です。

以後、低迷が続き、2005年J2に降格しました。その後、1年でJ1に復帰するも3年で降格、また1年で復帰した2011年、ついに柏レイソルはJ1優勝を果たしました。

その後のFIFAクラブワールドカップでは4位の成績を残し、翌年の天皇杯で優勝、2013年はナビスコカップで14年ぶりの優勝と毎年何かしらの大会で活躍する強豪チームとなりました。2度のJ2降格をバネに、タイトルを勝ち取った柏レイソルに今後も目が離せません。