プレースキッカーの名選手の中村俊輔
中村俊輔は日本を代表するプレースキッカーの一人です。Jリーグ、セリエAを経て、スコットランドのセルティックに移籍した後、チャンピオンズリーグで決めたフリーキックは現在でも伝説と言われています。
そんな中村がプロのキャリアをスタートさせたのは、まだ横浜フリューゲルスと合併前の横浜マリノスでした。すぐに新人賞を獲得し、背番号が10番に変わり、あっという間にマリノスの中心選手となりましたが、日本代表では苦労しました。
当時、トップ下には中田英寿がいて、マリノスでは絶対的なトップ下だった中村も中田を押しのけることはできなかったのです。
そのため、サイドのポジションで起用されていました。結局、ワールドカップ日韓大会では代表に漏れて、イタリアのレッジーナに移籍します。
そこでもプレースキックを任せられて、ワールドカップのドイツ大会では日本代表に選出されました。大会後、今度はスコットランドのセルティックに移籍し、マリノス時代と同様にチームの絶対的な選手として大活躍をします。
その後、スペインのチームに移籍して、マリノスに戻り、現在もチームを牽引する活躍を見せています。まさにJリーグを代表する名選手と言えるでしょう。